
メインの肉料理は「ルポゼ」でゆっくりと旨みを積み重ねていくので、出来上がるまでには1時間ほどはかかってしまう。それまでにどんな食事を選ぶかが大事で、そのストーリー作りにセンスを問われるぞ。
まずオススメしたいのは、「黒トリュフポテトサラダ」(1,000円)。豊潤な香りがする黒トリュフを贅沢に使うことで、庶民的なポテトサラダの味わいが全く変わってくる。「岩中姫豚 パテ・ド・カンパーニュ」(1,400円)は、パテになった具材が存在感をなくすことなく味を主張しているので、いくつもの味わいが口の中で調和をして後を引く美味しさだ。もちろん、短角牛以外でも岩中姫豚や京鴨、プリリガーサーモンなど、メインを飾るのにふさわしい食材もある。
女性が喜ぶデザートタイムの人気は、「クレープシュゼット」(1,200円)だ。フランスの伝統的なデザートで、もちもちのクレープ生地に自家製コアントローソースがたっぷりとかかっている。食後の口直しには最適だ。そして、エンターテイメントとして楽しめるのが「ミラクルフルーツプレート」(1,500円)。舌の上で転がすだけで味覚が変わって楽しめる。遊び心いっぱいの一品だ。
- 「黒トリュフポテトサラダ」。
おなじみのポテトサラダもトリュフでぐっと格上げ。 - 繊細な味わいの「岩中姫豚 パテ・ド・カンパーニュ」。
- どんなに食べてもデザートは別腹。
一番人気は「クレープシュゼット」。
