空気以外は南イタリア・プーリア州産!日本に居ながらにしてイタリア名店の味が楽しめるAntichi Sapori(アンティキ・サポーリ)

お腹いっぱいなのに、次の皿に手をつけてしまう理由とは?

まず、伝えておきたいのが、この店を訪れる時には、お腹をぺこぺこにして行った方がいいということ。なぜなら、ディナーコース(6,800円〜10,000円)では約10種類の前菜の次に、もちもちとした触感がたまらないパスタ、ボリュームたっぷりのメインと続くからだ。その後にはさらに怒涛のように5品ものデザートが運ばれてくる。席を立つ頃には、「もう水も入らない」というくらい満腹になっているはずだ。

これだけの料理がするするとお腹の中におさまってしまうのは、『アンティキ・サポーリ』の料理が、どれもとびきり優しい味付けになっているから。といっても、単に味が薄いとかインパクトに欠ける味ということではない。調味料でごまかすことなく、丁寧な仕事でそれぞれの料理に使われている素材の味をきちんと引き出しているので、飽きずに食べ続けられるのだ。

例えば、前菜のひとつ、「なすのスフォルマート」は、なすの甘味とモッツァレラチーズの風味を、皿に敷いたにんじんソースが見事にまとめ上げている。「焦がし小麦のフォカッチャ」は、畑で穂ごと燃した小麦の香ばしさが口の中いっぱいに広がって、ついつい手が止まらなくなる危険な一品だ(笑)。おそらく、日本ではあまりなじみがないのが「カルチョフィのオーブン焼き」。カルチョフィとは、アーティチョークのことで、独特の苦みと歯ごたえが癖になる。そして、この店に来たならぜひとも味わって帰ってほしいのが「ブッラータ」。イタリアから毎週空輸されるというモッツァレラチーズを裂き、生クリームとともに、モッツァレラチーズで巾着状に包んだもの。イタリアと同じ味はおそらくここでしか食べることができないというから、チーズ好きは期待して出かけてほしい。ディナーコースには10品すべて含まれているが、前菜だけを頼むこともできる(1人2,300円で10品)。

メインは、子羊のもも肉を使った「ティエッラ(3,500円)」や、子羊や牛ハラミなどの盛り合わせ「ブラーチェ(3,000円)」を。肉のうまみももちろんだが、添えられてくるオリーブオイルと塩もたまらなく美味しいので、ぜひ味わってほしい。

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手前から時計回りに、「なすのスフォルマート」「焦がし小麦のフォカッチャ」「カルチョフィのオーブン焼き」「ブッラータ」
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イタリア製の粉を使った自家製パスタは、耳たぶ型の形がかわいい!
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「ブラーチェ」はボリュームたっぷりだが、ヘルシーな味で女性にも人気

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